こんにちは、海外を転々としながらNetflix見てるRIOです。
英語の訛りについて聞かれることがあります。そんな英語の”訛り”に疑問を持つ人達にご紹介しましょう。
ご紹介したい作品は、Netflix歴史上、伝説に残ったNetflixオリジナル海外ドラマ
ファン達の強い絆が奇跡を産んだ作品と言っても過言ではありません!
⚠︎ネタバレ、内容の細かい設定まで一切この記事では書いていません。
SENSE8 season1ー season2完結
Sense8 | Official Trailer [HD] | Netflix
こちらの作品、なんと"THE MATRIX"「マトリックス」の監督ウォシャウスキー姉妹が手がけた作品
2012年に兄のラリーが性別適合手術を受け、女性としてリリーと名前を変えたことを公表した出来事はまだ記憶に新しいです。
SENSE8はSF作品でありながら、壮大なヒューマンドラマを見ているような感覚に陥るる。この姉妹だからこそ、生み出せた美しいLGBTドラマです。
SENSE8には監督の私達”人間”へのあついメッセージがキャラクター達の口から語られます。
私個人の意見ですが、この作品をLGBTドラマとして一括りにして紹介したくありません。是非、先入観を捨てて、見て欲しいです。
この作品がなぜ伝説の作品なのか
なんと、人気のSFドラマとして登場したはずのこのドラマに突然Netflixは打ち切りを言い渡しました。
その理由は膨大な予算…なぜこんなにも予算が掛かってしまった理由は、作品をご覧になればすぐに分かります。
それだけ話の規模が大きく力の入った作品であり、今までの映画やドラマではやってこなかった…いや、そもそもやりたくても出来なかった設定、ロケ地、キャラクラー達の設定、世界観の設定がこの作品には詰め込まれているんです!
SENSE8には出身、人種の違う様々なキャラクターがわざとその国の訛りの強い英語で話しています!
なのでオーストラリア留学、フィリピン留学、カナダ留学など様々な人種が住む移民大国に行かれる方にはぴったりのリスニング練習になりますよ!
ファンの反応とNetflixのファンへの想い
これに、シーズン3を楽しみにしていた熱狂的な世界中のファンは大怒りでした。そして、ファンの声がNetflixの届き、2時間完結版は配信されることが決まったのです!
異例の打ち切りからの異例の特別枠…こんな事滅多に起こることではありません!
監督はこの出来事についてSNSでファンに向けた手紙を書いています。それほどに監督としても信じられない出来事だったのでしょう。
完結から約2年経った今でも、私のインスタグラムでSENSE8の事をストーリーに載せると「これ ”私” ”俺” のSFドラマの中で一番好きだった作品だ!」とメッセージが届くほど、人の心に残る作品です。
ここまで入り込んで観た海外ドラマは数少ないです。怒って、泣いて、笑って、歌って、笑顔になって。忘れる事が出来ない作品でした。
私は幼い頃からゲイの友達が何人かいました。その環境で育ったので不思議に思ったり、私達とは違う人間だと区別することもありませんでした。
しかし、成長するにつれ「自分とは違う人間だ」という声やゲイのことを何かの冗談に使ったり、人を馬鹿にする時に使う人達を日本だけではなく世界中で見聞きしていま
す。
また、日本の「性同一”障害”」という表現には今でも抵抗があります。
まるでゲイは病気みたいな言い方じゃないですか。
こんな日本語を英語に直接訳して口にしたら一生、人から後ろ指を刺されて生きることになります。
<カナダのプライドパレードについて>