高級住宅街を抜け、道路に面した辺鄙な場所にそのレストランはある
黒で統一された外装は上品さを漂わせ、店内の明かりが眩しい
来店すると褐色の肌を持つ男性に予約の確認をされ、店の前に並んでいる高級車を眺めていると
”welcome to my restraint lady ”
’’ようこそ、お嬢さん”
と長い黒髪を後ろで縛り、仕立ての良いスーツが似合う男性が迎えてくれた
こんにちは、ご予約をお忘れなく、ディナータイムの席は殆ど埋まっています。
チュニジアに来たら何を食べましょう。伝統的な料理もいいですよね。
でも,やっぱり現地の人が予約してまで食べたいと思っているものを食べたくないですか。
そこで、聞き込み調査を開始しました。
”美味しいものが食べたい!”
チュニジア女性の大家さん、チュニジアにいつも出張でいくというリビヤ人男性に聞きました。すると2人は口を揃えて
”go to kitchen”
”キッチンに行きなさい”
聞き分けよく、チュニスのキッチンへ行ってきました。
< Kitchen Restaurant la Marsa >😚check the website
ここで食べた豪快なティーボーンステーキの繊細かつ豪快な味を私は忘れることが出来ません。あーまた食べたい!
3種類のソースはお肉の味を引き立たせ、飽きることなく最後までお肉の味を楽しみことは出来ます。
赤ワインを頼むと褐色の女性は困った顔をして
”ここにはお酒を置いてないのよ”
と言った。店内に置かれているワインボトルはすべてノンアルコールだと細かく説明してくれる彼女はとても親切だ
隣の国リビアと違い、お酒のやり取りが法律で許されているチュニジアでアルコールを置いていないということに驚いたが、酒なんて置かなくてもここは良いのかと思わされる。
オーナーの顔を思い出す。彼は信仰心の強いイスラム教徒なのだろうか
だから、お酒を置いていないのだろうかと妄想が膨らみながら、なんかそれは格好が良いなと広角が上がる
笑顔でノンアルコールの赤ワインを頼む
ぶどうの甘みが口いっぱいに広がったまま客で埋まった店内を見回す。
店員は店内を駆け回り、客と小話を楽しむ。客は綺麗に盛り付けられた前菜や、豪快に焼かれた肉をカメラに収めた後、食事を楽しんでいた。
"愛おしい場所だな"
”Lovely ”
と呟き、目の前の友人と同じ様に食事を楽しむことにした
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