海外転々としてるけど、やってることは特に日本と変わらない

沢山歩いて、お家を見つけて、人と出逢って、ご飯を食べて、仲良くなったり、恋をして、寝るだけ

失恋してマルタに留学にくる女は案外とても多い

 何処までも続く青い空と青い海

 

同じ青でも全く違う二色の色が私の傷ついた心を癒してくれる。

 

€2.60で買ったメロンを近くの岩辺に寝転びながら嚙る。果汁が指を伝って肘まで到達する頃には食べ終わった。

 

包丁でうまく果物を切れないので、ブラジル人女性に助けを求めた。流石、フルーツ大国南米出身者、りんごの皮を剥くような手つきでメロンの皮を素早く剥いていく。

 

一人で食べるメロンはきっと美味しくないので、近くにある人を誘って海辺へ向かう。

 

実はスリマ(マルタの観光地)に砂浜は少ない。どこも岩辺だが、人々は気にせずタオルを引いて日光浴を楽しみ、海辺潜る。

 

隣の男の子がゴーグルを貸してくれたので顔を水面に沈める。小さな魚達が私の足元に散らばっている。マルタの信じられないほど透き通った水は色のない空気の様で、自分が海にいるのか陸地にいるのか変わらなくなる。

 

 

お久しぶりです。いろんなことがあり、落ち込んでいます。


 

恋に破れたといいますか、人生に迷っているといいますか。国境を越えた遠距離恋愛を一年半ほど続けて今回の旅行途中でポキッと心が折れてしまったと言いますか。

 

まぁ、私のことはさて置き、マルタでは急遽ホステルを取って滞在しています。

 

気分はどん底。なにやってるんだろう。「私って本当に」とネガティブ思考真っしぐら。そんな自己嫌悪の塊の様な調子でホステルに到着しました。お金節約の為にとったホステルですが、夏でリゾート地の高級住宅街のスリマでは一日二泊三日で€64.27+€1.93(税金)でした。海辺に近くロケーションがとてもいい代わりに男女8人で部屋をシェアするドミトリー。うう。前回のマルタの部屋、イスタンブールのホテルとは大違いです。落差に頭がクラクラします。

 

そんな心身共にボロボロの私が出会っのは、イタリア人中年男性はそのホステルに3年間も住んで明日イタリアに帰るそうです。

 

驚きました。3年間もホステルに住んでバスのドライバーとして働いて、人はなんでたくましいんだろうと思いました。そしてとても優しい。「最終日だからワインとかハムとかチーズないんだけどケーキならあるぞ。食うか。紅茶もあるぞ」と出迎えてくれて、嫌らしい感じもなく(イタリア人男性に乙女の傷ついた心を渡すつもりはありません)本当に気のいいおじさんで、きっと私のことを12歳や15歳に思っているのだろう対応の数々。ありがたいです。

 

さて、3日間しかそこのホステルを予約していなかったので、他のホステルを1週間とって、移りました。この様な生活を続けていると気分はすっかり旅人です。というか、旅人なんでよね。あはは。

 

移った先のホステルにはまたもや、このホステルに住んで二年経つ歯医者さんで働いているイングランド人中年女性に会いました。

 

アパートに移ったんだけどルームメイトがクレイジーで戻ってきたゃったわと語る彼女の人生はとても壮絶なそうでした。

 

人間とはなんてたくましいんでしょうか。本当に勇気付けられました。本当に、人の優しさが染みます。あーー。幸せになりたい!!!好きな男と一緒になりたいだけなのになーー!もー!

 


恋は盲目です。好きに理由なんてありません。

目が覚めた時に自分の好きな男が如何しようも無いほど自分を傷つけていることに気づいて、指先一つ動かせば飛行機のチケットが買える時代に感謝を込めて、ワンクリック。

 

そんな女性がマルタには案外多い。

 

馬鹿な男に引っかかったというトルコ人女性

私の国の男は馬鹿ばっかと語るブラジル人女性

浮気男にはもううんざりな韓国人女性

別れた瞬間彼女を作った元彼に何もかもが嫌になったカザフスタン人女性

 

そんな彼女らもきっとどこかでまた懲りもせず恋に落ちる。もしかしたらマルタで。

 

マルタ留学から2年も経つ。先日、インスタグラムで婚約を報告する幸せそうな2人の写真を見た。そのカップルは留学先のマルタで出会ったブラジル人女性とトルコ人男性だ。

 

1年前には同じく留学先のマルタで出会い結婚したカップルもいる。

 

人はどこでも、どこかで人知れず恋に落ちる。