海外転々としてるけど、やってることは特に日本と変わらない

沢山歩いて、お家を見つけて、人と出逢って、ご飯を食べて、仲良くなったり、恋をして、寝るだけ

遅れたプロローグ

マルタ 気温33度 晴天

 

夢みたいだ。

 

今時のおしゃれなインテリアが飾られ、色は白とグレーで統一されたモダンなアパートメントをairbnbを仲間四人で借りて、スペインの音楽をかけて料理をする。正直料理を作っているのはディアナとアルバロの二人でサラは口を動かしているだけだ。

 

三人はスペイン語を話しているので私は相変わらず輪の外だが、これがとても無責任な立場で心地がいい。気分は相変わらす猫だ。

 

シンプルなグレーの椅子に座り、丸い可愛らしいテーブルにお気に入りのシャンパンゴールドのMacBookを置きパステルピンクにラメが散りばめられた爪で記事を書く。グレーとピンクゴールドの相性はバッチリだ。色の配色だけで気分がいいのは女だからだろうか。


仲間と同じ空間で過ごし、音楽を聴き、食事を作り、一緒に食べる。

 

サロン勤務をしていた時はずっと同じ空間に監禁されている気分だった。やっと息が出来る様になってきたと実感する。

 

こんにちは、今更ですが自己紹介をします。


 本職はエステティシャン、スパセラピスト、ビューティーアドバイザー、ダイエットアドバイザー、メイクアップアドバイザーです。おまけでネイルも少しできます。学科が総合美容だったので美容に関することは殆どできます。

 

生き方は”流れるように生きる”です。

 

生き方が鮮明になった経路をご説明する為に昔話をします。

 

アフリカ大陸で働いていた大好きな父が亡くなったのは四年前でしょうか。

就職先が決まって浮かれていた時期だったので、父の死がどうしても受け入れられず、大手エステサロンでエステティシャンとしてがむしゃらに働いた約2年間、気づいたら帰りの電車で涙が止まらなくなり、父の跡を追う様に、飛行機の切符を手にしました。

 

今でもよく父が生きているかの様に話してしまいます。一年に一回か二回しか会えなかった父は私にとって少し遠いい存在だったので、今でも実感出来ないんでしょう。

 

話が逸れましたね。生き方についてですが、父が付けてくれたリオという名前はポルトガル語で川という意味だそうです。川の様に流れるように生きてほしい””グローバルな人間になってほしい”という意味を込めたと子供の頃に聞かされたのを思い出して、父が望んでいた娘とはどんな娘だっただろうかと思い出しながら生きています。

 

 

そんな生き方をしている私が今なにをしているかというと

 

2年前の6ヶ月のマルタ留学で苦楽を共にした仲間や先生、道中で出会った人達を訪ねながら流れる様に旅をしています。

 

住む場所を貸してもらって、食べ物を恵んでもらい、お金が必要なら働きます。

 

少しのお金とたくさんの人との繋がりで何とか生きています。

 


サラダに盛り付けられたモッツァレラチーズは小さいコンビニエンスストアで安く買ったものなのに新鮮でとても美味しい。

 

カナダに滞在しているイタリア人サラが

 

「カナダのチーズは値段が高いのにプラスチックを食べているみたいなのよ!」と発狂していた理由が今なら分かる。後で写真を送ってあげよう。

 

昼食を終えて、「シエスタの時間だ」とみんなベットへ向かう。シエスタとはスペインの習慣で昼食後の昼寝のことだ。

 

みんながすやすやと寝ている間に記事を書く、今ではこれが私の唯一の仕事だ。

 

ビーチで焼いた褐色の肌が自慢の白人達が寝ている間に仕事をする。

我ながら日本人だなと思い、口角が上がる。