太陽が照りつける中、カナダで育ったインド人のリトの庭で友人を集めてバーベキューの準備をする。
お肉屋さんで買った大きい牛肉のステーキを豪快に焼いていく彼に典型的なインド人の面影はない。
皆さんは海外でwhere are you fromと人に聞く勇気はありますか。
こんにちは、私はありません。
学校や会社で、外見だけで判断されて傷ついた経験はありますか。
そのどうしようもない気持ちは、人種差別をされた時の気持ちに似ています。
私はヨーロッパで名前で呼ばれず”Hey Asian ! ” 「おい、アジア人」と呼ばれることがとても多くありました。
あまりにも多すぎて、私はあたなと同じで名前があるの!"Actually i do have name as you!! "
と怒ったことがあります。
差別の問題は日本でいういじめ問題の様に深刻で、人の心を簡単に傷つけます。
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いじめと似ているところがもう一つあります。それは、相手の受け取り方次第ということです。
自分と目や肌の色が違うという理由で、出身国を聞いたことがありますか。
以前から問題視されている質問
”where are you from ” "where are you come from "
そのことを踏まえ、こちらの動画をご覧ください。
Understanding Diversity: Where Are You From?
YouTubeでは、自分の国で生まれていない人、育った国が自分の出身国ではない人がその質問をされてどう感じるかを客観的に動画にしたり、その経験をスピーチしています。
相手の気持ちが分からなければ、変わらないものがあります。
いろんな人種が集まるカナダでは人種差別をされることがとても少ないです。
何故なら、みんなどんな気持ちになったか知っているからです。
移民の国、カナダに住んでいる私には、この質問はとても身近です。
最近、Ariちゃんがこの質問を初対面の人にしたところ、とても怒らせてしまったそうです。そして、私も同じ様に相手に悪い思いをさせてしまったことがあります。
この質問は相手のここで育ったというプライドをとても傷つけます。 また、私の様に相手がこの質問に対してうんざりしていることもあります。
そのことを踏まえて、出身を聞く時は相手の年齢を聞く時の様な配慮を心がけることを私はおすすめします。
仕事で前2年からカナダに滞在している方まであるブロンドヘアーを束ねているイタリア人のサラが作ったバジルとオリーブオイルのソースをリトが焼いたステーキにかける。
彼女が私に”where are you from ”と質問したことはない