太陽も上がり切った頃、白を基調としたキッチンで一際目立つ真っ赤な”やかん”から蒸気が吹き出す音で、目が覚めた。
おはようございます。私の家にはお湯を沸かすポットも電子レンジもありません。
古きよき生活を送っています。
今日は、家の近くのいつもの散歩コース、レンガ調の背の低い建物が立ち並ぶQueen street westを歩きました。
赤を基調としたトロントの象徴である路面電車が高級住宅地からやってきた高級車を蹴散らして、我が物顔で道の真ん中を走る景色は私の”真っ赤なやかん”に似ていて少し可笑しかったです。
Queen street westは都会でありながらどこかメトロな雰囲気を残す気持ちのいいストリートです。
またストリートアートも目を引くポイントです。こういったストリートアートは建物のオーナーがお金を払ってアーティストに描いてもらっているそうですよ。
この通りは建物はメトロな感じですが、お店の中は流行りのものでいっぱいです。
歩いている人、カフェやレストランのテラス席やベンチで本を読んだりおしゃべりを楽しんでいる人達はとても絵になります。何故なら多くの人がセンスのいいものをん身につけているからだと思います。
そんな素敵な通りを歩いているだけで自分のセンスも磨かれている気がします。そう、お洒落がしたくなります!
前回、だからって自分がダサくなる必要がないと記事
で強く主張しましたが、前言撤回です。このストリートにいると勝手にお洒落になりますね。
何故なら、このストリートで、お洒落な人と一緒に歩いて、お店に入って、洋服を買って、その場で着ちゃって、歩けば、もう勝手にお洒落になっちゃいますよ。
東京の美容系の仕事をしている友人が私にアドバイスをしてくれたことを思い出します。
”お洒落が分からなくなった時は、イケてる人やマネキンが着ている服をそっくりそのまま身につけて仕舞えばいいよ、そこから自分のスタイルが見えてくるっしょ”
🚨一つのアイテムを真似するのではなく、本当に”そっくりそのまま”というのが大切だそうです。
最後の1ヶ月はイケてる格好でやかんを沸かしてコーヒーを淹れていきますよ!