日本に住んでいる人の海外に移住した日本人への扱いは、時折冷たいものです。
これはきっと東京に上京してきた人が「東京に染まった」と言うの言いたくなるのと同じ感覚なのでしょうか。
それはそうですよね、自分の生まれ育った土地で頑張っている人にとって、海外や東京にいってしまう人に冷やかしを入れたくなる気持ちが芽生えるのも当たり前だと思います。だってここで頑張っている自分を否定されているような気がしませんか?
はい、私がそうでした。誰だって余裕がないと意地悪な気持ちになってしまう時があるんですよ。だから、許してあげて下さい。あなたに冷たいことを言う人はきっと昔の私みたいに疲れているんです。そして頑張って生きてるんです。
長い海外生活から一時帰国した時、
「外国かぶれ」
と言われたことがあります。
ひどい!!なんでそんなつまら無いことを言うの!!私はヨーロッパでアジア人だからって差別的なことを言われてきたのに!!わー!!と転げ周りたたかったことがあります。
でも、皆大切にしているものが違うんですよね。鎮火。
留学経験者なら一度は経験があるかと思いますが、
その時、どう感じましたか?
私はとても気になります。
この言葉の裏には、日本人であることの誇りや、日本人の強い団体意識、が見受けられて誇らしくもありますが。
私は自分が日本人であることに誇りがあります。海外生活をしていて日本人でなければよかったと本気で思ったことなんて一度もありません。
私達の国は小さい国ですけれど、世界を前にして、恥じることのない国ですから。
その国で働いて生きている人を私は本当に誇りに思いますし、応援しています。
なので、日本で頑張っている人が少しでも海外で頑張っている日本人に優しく応援する気持ちを持ってもらえたらと、私は願います。
私は日本に、大切な人達を残して海外に来ています。その大切な人達に私の背中を預けています。だから私は一人でも、つまずいても、頑張れるんです。