海外転々としてるけど、やってることは特に日本と変わらない

沢山歩いて、お家を見つけて、人と出逢って、ご飯を食べて、仲良くなったり、恋をして、寝るだけ

みんなマルタで一度は風邪を引く<オススメのお薬>

寂しげな二段ベットの最上階の上に横たわる私の息は荒い。 頭がぼーっとする。 咳が出ると喉が痛む。体温が上がるに連れて涙が出て視界がぼやける。 息をするのも大変なので体の先端が痺れ始める。 電話が鳴っているのに気づくのに時間がかかった。 そして、…

失恋してマルタに留学にくる女は案外とても多い

何処までも続く青い空と青い海 同じ青でも全く違う二色の色が私の傷ついた心を癒してくれる。 €2.60で買ったメロンを近くの岩辺に寝転びながら嚙る。果汁が指を伝って肘まで到達する頃には食べ終わった。 包丁でうまく果物を切れないので、ブラジル人女性に…

遅れたプロローグ

マルタ 気温33度 晴天 夢みたいだ。 今時のおしゃれなインテリアが飾られ、色は白とグレーで統一されたモダンなアパートメントをairbnbを仲間四人で借りて、スペインの音楽をかけて料理をする。正直料理を作っているのはディアナとアルバロの二人でサラは…

褐色の肌に憧れる白人達

[マルタ] スリマから見える景色 二年前、マルタの空を見た時、どこまでも続く海と空が美しいと感動した。 陸に囲まれたタンザニア、マラウイで幼少期を過ごし、東京のビルの谷間から見える狭い空の下でモノトリアムを迎えた私には今でも忘れられない光景だ。…

やれやれ、ここはマルタなのかスペインなのか

台所に立って料理をする彼の手際から普段から料理をすることが読み取れる。 189㎝の身長と鍛えあげられた筋肉は彼の自慢だ。カールした茶色い髪は短く切られ、揉み上げにそって綺麗にひげを伸ばしている彼はスペイン人だ。 パスタを茹でて水を切ってお皿に盛…

ロシアになんて誰も行きたくない

働きたがらない脳みそを使って考える。 「ここは本当にイスタンブール空港なのだろうか。」 一年前に行ったイスタンブール空港は歴史がある雰囲気だった。 そこで、トルコ人の友達が「一ヶ月前に新しいイスタンブール空港が開いたのよ」と言っていたのを思い…

トルコ人男性と猫達

石畳の細い歩道を登る。降る。 平地の少ない丘の多い土地に建物を建てられるだけ建てたのだろう入り組んだ狭い道を歩く。 一定の離れた距離に置かれた二つの小皿には水とドライフードが用意されている。 おはようございます。イスタンブールで猫を見ない日は…

トルコの朝食

カーテンの隙間から差し込む太陽の光で目がさめる。 ここがどこだか分からず混乱してカーテンから外を見ると見慣れないアパートの屋根が並んでいるのを見て 「あぁ、イスタンブールか」 と思い返す。イスタンブールは平坦の土地ではない。 おはようございま…

意地でも英語を話さないトルコ人

ドイツで飛行機を乗り換え、マルタへ向かう途中 機内の中ではもう英語を聞くことはない。 耳にするのはドイツ語かロシア語、イタリア語かマルタ語だ。 「あぁ、ここはヨーロッパだな」と実感しながら、なんとも言えない居心地の良さを感じる。 マルタ行きの…

東洋人に乾杯

機内が天候の影響で強く揺れるのはいつになっても慣れない。 先ほど注いでもらった白ワインが振動で溢れてしまわないようにグラスに気を配る。 それだけのことで私の張り詰めた神経はすり減ってしまう。 おはようございます。飛行機に乗るのはお好きですか。…

どこの国でも都市をナメてはいけない

日本ではあまりみなれないリスが木の隙間から顔を出す。目がくりくりしていて愛らしい。 聞きなれない鳴き声が聞こえ木の枝の方に視線を向けると黄色の線が胴体に一本入った鳥がとまっている。他にも大小の見慣れない鳥たちが気ままに鳴いていたり、雌を誘っ…

素直になれないアラサー女

夕方、午後5時でもトロントから見る太陽は上がったままだ。 そして、気温は日に日に上がっていき、今の段階で26度だが、強い日差しのせいか、体感温度はその上をいく。 道ゆく人々は肌を思う存分出して、夏のファッションを楽しんでいる。 おはようございま…

刺青の入った警察官

近所に人気のドーナツ屋さんがある。 店内に入るとドアにベル付いているベルが鳴り響き、甘い香りが迎えてくれる。 綺麗に並べられたドーナツ達をカウンターから眺める。 日本のドーナッツよりも大きく、主張が強い。 これでもかとのせられたホイップクリー…

あなたはあなたでしかない

自分の色を包み隠さずさらけ出した人々がトロントに集まった。 トロンの中心街、殆どの大通りは封鎖され、人びとは歩き出す 誰からも縛られることのない、自分は尊厳を奪われることのない存在だということ世間に見せつけるかの様に、その姿はとても気高く私…

海外なんて行かなくていい

2ヶ月前に買ったまだ傷一つないシャンパンゴールドのMacBook Airを開く。 先日、トロントのクイーンストリートの小さな雑貨屋さんで売っていたシール達に一目惚れした。 座りながら足を伸ばしている黒猫とブラジャー姿で2匹の猫と一緒にいる女の子をディス…

パンにカビ

太陽が昇りきった空をバルコニーから眺めながら、キッチンへ向かう。 朝ごはんには遅すぎる時間だが、もう随分この生活をしているので、治らない。 ルームメイトがバイト先であるパン屋さんから持ってきてくれる新鮮なパンが私の毎朝の楽しみだ。 しかし、新…

政治の話はキッチンで

淹れたばかりのコーヒーの香りが漂うキッチンで、いつもの立ち話が始まる。私たちは滅多に座って話をしない。 起きたての体にコーヒーを流し込みながらルームメイトのAriちゃんの話に耳を傾ける。 仕事先で、同僚の年が一回り違う白人女性が同僚のアジア人男…

英語を勉強する意味が分からない日本人学生

地下鉄の乗り換え地点でるブロア・ヤング駅は東京の高田馬場に似ている。 いろんな人が行き交う駅の近くにその大きな図書館はある。 カフェと隣接しているその図書館は、入るとコーヒーの香りが出迎えてくれる。 ラウンジには噴水と池、階数が多いので二台の…

イタリア女性とオイスターバー

待ち合わせの場所に少し遅れてきた彼女は年齢を感じさせないキメの細かい素肌に化粧を一切のせず、ミュウミュウピンク色の太いフレームのメガネを掛けていた。個性的な形のメガネは彼女にとても似合っていた。 ユニオンステーションは広く入り組んでいて新宿…

打倒アメリカ、バスケットバールの歴史が変わった日

「今日の記憶を忘れるな!」 トロントの中心街、日本でいう渋谷交差点で私たちは勝利の喜びを噛みしめる。 鳴り止まないクラクション、歓声、雄叫び、火薬が弾ける音、全ての音が騒がしく、日常から離れていた。 足が軽い、スキップをしながら、道ゆく人々に…

カナダ、トロント在住インド人男性の爽快

車内で聞き慣れない陽気な歌が流れる。 助手席から車を運転している友人を眺める。 褐色の肌を持つ彼は15歳の頃よく聞いていたという自国の歌を気持ち良さそうに歌っている。 「インドでこの曲を聞いてた俺に、 将来、トロントで日本人の友人とドライブしな…

カナダ、トロント在住イタリア人女性の憂鬱

青い瞳が太陽の光で、緑色に変わる。 近くのスーパーで買ったサラミの切れ端を見て彼女はとても悲しそうな顔をする。 そして、一切れのサラミを細長い指が掴み上げる。 ”This is sad” こんにちは、イタリアはお好きですか。 airbnbで半年分の家を予約し、す…

留学中にホームステイはもう古い

ロウソクが刺さったケーキを眺めながら24年間を振り返る。 トロントの北にある愛国心の強い常連が集まるパブで誰もが知っているハッピーバースデーソングが合唱される。今日はラプターズ(トロントのバスケットボールチーム)がアメリカのチームに勝ったので…

まだ、平気で”where are you from”と聞いてくる世間知らず

太陽が照りつける中、カナダで育ったインド人のリトの庭で友人を集めてバーベキューの準備をする。 お肉屋さんで買った大きい牛肉のステーキを豪快に焼いていく彼に典型的なインド人の面影はない。 皆さんは海外でwhere are you fromと人に聞く勇気はありま…

英語が話せるスペイン人

イタリアとリビアに挟まれた、東京の半分の面積しかない、小さな国、マルタ島で半年間、苦楽を共にした仲間は一生ものです。 おはようございます。スペイン人にどんな印象をお持ちですか。 私のスペイン人に対する印象は最悪でした。 何故なら、初めて会った…

瓶の蓋

自分の家のドアを開けると猫のアーニー君が足にまとわりついてくる。 "Have you been waiting for me sweetie" とトロント出身のアーニー君に話しかけながらリビングのソファに座り、一息つく。今日は少し疲れた。 ”Hey ! How was your day!?” いつもの様に…

お部屋探しと洗濯機

洋服を着ない日なんてありません。 さて、私たちは一日に何回洋服を着替えているんでしょう。 こんにちは、こんな事を考えながらバスタブを見つめています。 海外で、住む場所を探す時、皆さんはどうやって探しますか。 前回、私がどのツールを使ってトロン…

中華料理に”こんにちは”

眠たい目を擦って、携帯に手を伸ばす。 ぼんやりとした視界のまま画面に表示されているメッセージに目を通す。今日は彼女のheroになれる日だなとぼーっとした頭で思い、口角が上がる。 おはようございます。みなさんは海外に銀行口座をお持ちでしょうか。 メ…

お月様とラマダン

中東や北アフリカなどで、予期せぬ報告がモスクから流れました。 突然、予定よりも早くラマダンが終わりました。 当初の予定は6月8日、私の誕生日だったのですが、お月様は外方を向いてしまいました。 私には、イスラム教徒の友人が多くいます。なので私に…

色とりどりのアイスクリームと私達

Ariちゃんの天気予報は今まで当たったことがありません。 「今日の午後は雨が降るらしいわよ」と言っていたので、前から気になっていたアイスクリーム屋さんにAriちゃんと行くことにしました。 こんにちは、今日は太陽が雲に隠れることもない晴天です。 Lans…